スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2006年10月14日

日本酒講座

いつもお世話になっている日本酒ジャーナリスト、松崎晴雄先生の日本酒講座へ。

ニッポン酒めぐり、と称する本講座、今回のテーマは『古酒の魅力をさぐる』icon102

一言に「古酒」と言ってもその明確な定義はなく、
毎年新しい日本酒ができあがると
その前年に造られた日本酒は必然的に「古酒」になるわけで、
また、さらに2年、3年ねかせたものを「大古酒」「古々酒」、
それ以上ねかせたものを「秘蔵酒」と言ったり。。。icon99

なので、3年以上ねかせた(熟成)日本酒を「長期熟成酒」とよんでいるとのこと。face01

そして、その「長期熟成酒」にも、色や酒質で見たタイプ別に
淡熟・濃熟・中間の3つにわけられるのですが、
低温で熟成されたもの、常温で熟成されたものによって、
また、精米歩合によっても熟成の速度や風味が異なるそうです。

さらに、貯蔵容器も、タンク・瓶・甕・樽など様々ありますが
やはりその容器も熟成速度や風味に大きく影響を与えるそうです。

う~ん、やっぱり奥が深い!icon67icon97

ちなみに今回のラインナップは。。。。

1.東力士 純米大吟醸 1991年 (栃木)
2.東力士 純米吟醸 1996年 (栃木)
3.東力士 山廃純米 1998年 (栃木)
4.刈穂 山廃純米古酒 「蒼然」 (秋田)
5.百々登勢 10年 (石川)
6.澤乃井 吟醸第1号 新しぼり 平成13年
  (これは、先生のお宅で自動的にface11長期熟成されたもの)
7.之正古酒也 (高知)
8.飛良泉 大吟醸20年古酒 (秋田)
9.都美人 古酒 (兵庫)
10.七年熟成 黒味醂 (石川)


全体的に黄色みを帯びた色であるものの、
その濃さは様々face08

黄金色、琥珀色、薄い山吹色、薄い黄緑色など。
香りも、ものすごく老ねた香りの強いものから、はちみつのような香りのもの
殆ど香りのしないものなどなど。。
味は、カラメルのようなまったりしたもの、酸味がつよく殆ど甘みを感じないもの
ゴマのような油っぽさを思わせるもの、ぬかのような風味を思わせるもの
などなどなど。。。
ブランデーや紹興酒、シェリー酒、デザートワインのような感じです。

さっぱりしたおさしみよりは、断然、しっかりした味のもの
たとえば、豚の角煮やすきやき、魚の煮付けに合いますねicon65

そして、「黒味醂」は、アイスクリームにかけると最高icon67
アイスクリームの甘さをひきしめつつ、お酒の香りが引き立つ
最高の相性でしたicon06

東力士 山廃純米 1998年 (ちょっと写真が暗いです。。face07


刈穂 山廃純米古酒「蒼然」


百々登勢 10年


之正古酒也 (これも写真が暗い。。icon196


飛良泉 大吟醸20年古酒


都美人 古酒 (珍しいラベル!)


七年熟成 黒味醂


バニラアイスに黒味醂icon194


ますます日本酒への愛icon102icon12が深まった日でした!


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。よろしければこちら↓もクリックをお願いします!
                                          


Posted by じゅんまいじゅんじゅん at 12:32Comments(2)日本酒講座